青い海と異国情緒の街並みで、
非日常の美しさに溢れた街、
門司港レトロ地区。
外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、
モダンとレトロが融合した街並み。
船上や展望室からも美しい景色を楽しみ、
門司港ならではのご当地グルメも味わえる、
極上の時間がここにはあります。
周辺地図
おすすめスポット
門司港レトロの中心にある海峡プラザ。
焼カレーや瓦そばなど、ご当地グルメが楽しめるレストランや、こだわりの雑貨店、海産物店、ギフトショップなどが軒を連ねます。
バナナの叩き売り発祥の地に由来するバナナ系のお菓子や、レトロの街にふさわしいアンティーク雑貨など品揃えも豊富です。
2階には、ご当地グッズやキャンドル作り体験も。
門司港駅は、1914年(大正3年)に建造され、1988年(昭和63年)に鉄道駅として日本で初めて重要文化財に指定されました。
木造2階建ての駅舎は、左右対称の造りが特徴的なネオルネサンス様式。建物の中央部は「門」の文字を表現していると言われています。
2012年から保存修理工事が行われていましたが、2019年3月、大正時代の姿へと復元されました。
明治42(1909)年に門司税関が発足したのを機に、明治45(1912)年に税関庁舎として建設された煉瓦造りの2階建て建築。平成6年には建物を修復・復元し、ネオルネッサンス調を取り入れた近代建築物として蘇りました。1階は吹き抜けのエントランスホールや休憩室、人気のフルーツパーラー「Mooon de retro」や展示スペースあり、3階は関門海峡を行き交う船やや跳ね橋を一望できる展望室があります。
中国・大連市と友好都市締結15周年を記念し、ロシア帝国が大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を複製し、大正6年に（株）大阪商船門司支店として建てられました。
外壁は茶と白のタイルのコントラストが美しく、煙突や屋根に取り付けた窓などのデザインも印象的。
1階はレストラン、2階は誰でも自由に休憩ができる「門司港レトロ交流スペース」と友好都市大連の様々な情報を発信する「大連市紹介コーナー」、3階は地元まちづくり団体等の活動の場「地域コミュニケーションスペース」となっています。
門司港レトロエリアの中心に鎮座する門司港ホテルは、イタリアの建築家アルド・ロッシがデザインしたデザイナーズホテル。関門海峡が目下に広がり客室からの眺めは昼夜を問わず絶景。全てオリジナルデザインのインテリアは、斬新な色づかいが特徴となっており、日常の中にも非日常の趣きを感じさせてくれます。
全長約108m、全国でも最大級の歩行者専用はね橋です。1日6回、水面に対し60度の角度に跳ね上がります。橋が閉じて最初に渡ったカップルは一生結ばれると言われ、「恋人の聖地」にも認定されています。足元が照らし出された橋の上を、ライトアップで浮かび上がるレトロな建物を眺めながら、夜風に吹かれのんびり渡るのもおすすめ。
ブルーウィングもじを渡ってすぐの場所にある港ハウス。
北九州の銘菓や海産物などが並ぶお土産店と焼カレーなどのご当地グルメのテイクアウトコーナーがあります。
一角にある「北九州おみやげ館」では、お菓子や地酒、小倉織などの工芸品など、北九州市のご当地産品が揃っています。
日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計したマンション「門司港レトロハイマート」の最上階31Fにある展望ルーム。
ガラス張りの展望室からは門司港レトロはもちろん、関門橋や対岸の下関市、日本海まで見渡せます。
昼間の青い風景はもちろん、夕暮れ時のサンセットも美しいことで有名。夜には街中がライトアップし、ロマンチックな夜景に変わります。
旧大阪商船は大正六年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインの外観と八角形の塔屋が目印です。当時、門司港からは一ヶ月の間に台湾、中国、インド、欧州へ60隻もの客船が出航しており、大阪商船ビルはその拠点の一つとして、一階は待合室・二階はオフィスとして使われ、外国へ旅立つ人々で賑わってたそうです。現在、1階は『わたせせいぞうギャラリー』、2階は貸ホールとなっています。
大正10(1921)年に三井物産の宿泊施設・社交倶楽部として建設された建物で、重要文化財に指定されています。各部屋に暖炉が配置され、ドア枠や窓枠、大階段の親柱にはアールデコ調の飾りが施されています。
大正11年には、アインシュタイン博士も宿泊し、実際に泊まった部屋はメモリアルルームとして当時のまま再現されています。
また、2階には、門司出身の女流作家・林芙美子記念室もあり、自筆原稿やパリの滞在日記、従軍手帳、絵画、書など約150点が展示。
出光興産発祥の地「門司港」に建つ、出光佐三が収集したコレクションを中心に展示する美術館。日本の書画、中国・日本の陶磁器を中心に、年間5~6回のテーマに沿った展覧会を開催しています。2016年にリニューアルし、コンクリートとレンガの組み合わせによる外観は、モダンながらもノスタルジックで、レトロ地区にマッチしています。
明治24年に建てられた旧九州鉄道本社の赤煉瓦ビルを修復して造られた鉄道記念館。蒸気機関車や人気列車の実物展示、実物資料、駅員の歴代制服、ヘッドマーク各種きっぷ、鉄道用具から駅弁ラベルまで見て、触れて楽しめる展示物があります。門司港駅から西小倉駅のリアルな路線風景の中で運転体験ができる運転シミュレーターも人気。操作できる九州の鉄道のジオラマや、屋外にはSLをはじめ、ブルートレインの寝台車、特急電車などの実物展示も。ミニ鉄道公園では、複線や信号機など本格的な設備で、本物の列車と同じような運転体験ができます。
門司港駅から和布刈まで2.1kmを走る観光トロッコ列車。トロッコ客車2両を小型のディーゼル機関車が挟み、九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅まで走っています。最高時速15kmと日本で最も遅く・短い列車で、のんびり関門海峡の景色が楽しむことができます。 終点の手前にはトンネルがあり、中に入ると思わぬ演出が。関門海峡めかり駅から関門人道トンネルまで徒歩5~10分程度。
11月末から2月中旬にかけて毎年恒例となっている門司港レトロイルミネーション。樹木イルミネーションや歴史的建築物へのライトアップは、昼間とはまた違った空間が楽しめます。ライトアップされた関門橋と、煌めく灯りに演出された門司港レトロの街を門司港レトロ展望室から眺めるのもオススメ。期間中は、毎年ミニコンサートなどがあるクリスマスイベントや花火で新年をお祝いするカウントダウンイベントなども恒例で行われています。
九州と本州を隔てる関門海峡をはさみ、お盆の迎え火として毎年8月13日に福岡県北九州市門司区と山口県下関市の両岸で合同開催される花火大会。海を越え同一名称での開催は日本唯一。ライトアップされた関門橋の両サイドから打ち上げられる15,000発の花火は幻想的で圧巻です。
